理学療法士×プロアスリートが考える「早食いは厳禁!健康的なダイエットの実践法」

美味しくてつい食べ過ぎてしまい、おなか一杯で苦しい 

動けない! 眠くなる! 集中できない!

こんな体験を皆さんしたことがあると思います。

このような状況は早食いが原因かもしれません。


食べすぎが引き起こす健康被害

食べ過ぎるとなぜ眠くなる? 

血液が消化のために消化器官の方にたくさん送られていて

筋肉や他のからだの部分に送れる血液量が減っている状態です

眠くなったり、集中できないのは脳への血流不足が原因です。

食べ過ぎはなぜ悪い? ➡

食べ過ぎるとからだが必要とする以上のエネルギーを摂取することになります。

余ったエネルギーは脂肪となって貯蔵され、肥満につながります。

食べすぎや運動不足により肥満が進行すると、

高血圧症、糖尿病、脂質異常症、心筋梗塞、脳梗塞などの様々な疾患につながり、死亡の危険性が高まります。


ゆっくり食べることで手に入れる健康習慣

脳の視床下部というところに、血糖値が上昇すると満腹感を生じさせ

これ以上は食べなくて良いという信号を発する満腹中枢というところがあるのです。

視床下部が刺激されるまでには

食事を始めてから15~20分くらいかかるといわれています。

早食いでは満腹中枢が満腹を感知するまでに食べ過ぎてしまいます。

早食いは食べすぎの原因と万病の基と言えます。


よく噛むことで得られるダイエット効果

噛むことで、レプチンという食べ過ぎを防いでくれるホルモンの分泌が促進されるといわれています。

レプチンの分泌が食欲を抑え

咀嚼機能も強化されて一石二鳥です。

★どれくらいが腹八分目でしょう 

「もう少し食べたいな」と感じるくらい ➡  そこで食事を終えましょう

★食べる順番にも心を配りましょう! ➡ 「汁物や野菜 ➡ お肉などのメイン ➡ ご飯」 の順がお勧めで、血糖値の上昇を穏やかにするといわれています。

食事は30分くらい時間をかけて、ゆっくりと よく噛んで食べましょう。

スタジオへの質問やご相談は公式lineからも受け付けています。

最後まで読んで頂きありがとうございました!


記事の執筆者

阪本洋平(ピアレスウルフ代表)

理学療法士

総合格闘家/初代GRACHANライト級チャンピオン/第二代GRACHANフェザー級チャンピオン

パーソナルトレーナー

琉球大学理学部海洋自然科学科生物系卒業。琉球大学在学時代から総合格闘技のプロ選手として活動を開始。

その後自らの怪我や痛みの原因を知るため、茨城県立医療大学保健医療学部理学療法学科に入学。在学中も選手としての活動を継続する。

卒業後は理学療法士として茨城県内の総合病院に勤務する傍ら、初代GRACHANライト級チャンピオン(2016年)第2代GRACHANフェザー級チャンピオン(2017年)を獲得。

2023年4月、つくば市松代にキックボクシング・ブラジリアン柔術・総合格闘技ジム「ピアレスウルフ」パーソナルトレーニングジム「ピアレスウルフパーソナル」をオープン

阪本典子(スペシャルアドバイザー)

医学博士

大阪市立大学 医学研究科解剖学 博士課程修了

九州栄養福祉大学 名誉教授

九州栄養福祉大学 食物栄養学部 食物栄養学科 教授

近畿大学医学部 学内講師

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