怪我と痛みに寄り添うパーソナルスタジオ~自らの経験を活かしたトレーニング指導

今回はピアレスウルフ代表阪本洋平自身の話

私阪本洋平は理学療法士パーソナルトレーナーであるとともに

プロの総合格闘家でもあります。

私自身は格闘家として多くの怪我や痛みと闘ってきました。

今回、自分の経験してきたこと、そして

パーソナルトレーナーとして

怪我や痛みとの向き合い方」についてお話ししたいと思います。

日常の中でも痛みに苦しむ方は多く

私自身の体験が皆様にも必ずお役立ちできると考えています。


痛みと闘った格闘家時代

私自身は18歳で格闘技を始めました。

格闘技の練習を始めてしばらくして、体の異変に気が付くことになります

首がものすごく痛い

ここで感じた首の痛みこそが

後に理学療法士になるきっかけにもなった出来事でした。

今までに感じたことのない痛み

私の格闘家としての競技生活は、痛みとの長い闘いでもありました。


小さな違和感から深刻な症状へ

最初は練習後に「左腕が痛いな」と感じました。

でも無理に練習を続けてしまいます。

この時は「絶対に強くなりたい!」という思いがすごく強かったのを覚えています。

それから数週間後、アルバイト中に

腕がしびれて上がらなくなりました。

強くなりたいけど体がいうことをきかない

やればやるほど弱くなっていくのが本当につらかったです。


痛みを我慢し続けた代償

でもこの時の僕には格闘技しかなかった。

絶対に休まない」と思い、毎日練習を続けます。

この時のことは今でもはっきりと覚えています。

僕は琉球大学の学生でした。

体がだるくて日中はずっと横になっていました。

練習の時間がくると、何とか飛び起きてボクシングジムに行く。

「首が痛い」

「体全身がだるい」

でもこれしかやれることもない」といった悪循環に陥っていました。

そんなことを何年も続けているうちに、身体への影響は深刻になってきてしまいます。

検査を行ったときには頸椎が変形し、棘のようなものができてしまっていました。

今でも後遺症と戦い続けていますし、身体に痛みがあるということは辛いものです。

しかし、この経験があったことで、痛みについて真剣に考え

その解決方法について模索することができました。


長い痛みとの戦いを振り返って

18歳から始まった首の強い痛み

ここから全身の問題へと波及していきます。

・首の痛み

・左腕の痺れ

・不眠

・極度の疲労感

・呼吸困難感

沖縄の琉球大学を卒業したのが2010年3月

当時は大阪に戻って格闘技に専念するつもりでした。

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しかし…

絶対に無理」この時はそう思いました。

体が完全に壊れていると感じました。

本当に恐ろしいのは「原因がわからない」ということです。

なぜ体調が悪いんだろう?」ずっとそんなことを考えていました。

わからない」ということはとにかく「怖い」んです

自分の体はどうなるんだろう?」そんなことを毎日考えていました。


選手を一度断念、理学療法士としての道へ

2011年、茨城県立医療大学に入学し、理学療法士になることを決意します。

痛みや体調不良の原因は何か?」本当に必死で勉強しました。

その後は茨城県内の総合病院で勤務しつつ

理学療法士としてだけではなく

ヨガピラティスについても学び

患者様の治療をさせていただくことはもちろん

自分自身の身体の症状とも向き合いました。


痛みとどう向き合うのか

私自身は理学療法士としての道を歩み

身体の痛み」について考えてきました。

そこでわかったことは、痛みというものは複雑であり

誰でもが同じ方法で解決するというようなものではありません。

個人の状況にあった解決方法を提案することが必要です。

理学療法士として身体の構造や機能といった知識を学べたことは素晴らしいことでした。

しかし、知識があるだけでは

痛みを始めとした問題に向き合っていくことは難しいと感じています。

自分自身が身をもって痛みと向き合ってきた経験

これが自分自身の財産であると考えています。


自らの経験からの気づき

私は格闘技の選手としての活動を終えた今でも

頸椎の痛みと闘っています。

そしてこの痛みとは、おそらく

一生付き合っていかなければならない問題です。

なぜ後遺症が残ったのか?

早い段階適切な治療と休養をしなかったからです。

怪我はいつでも治せるものではありません

身体に痛みを感じた際には、これを放置せず

早い段階で迅速に対応する」これが大切だと確信しています。

ピアレスウルフでは、自分自身が苦しんだ痛みから得た経験を最大限に生かし

皆様の悩みに真剣に向き合います。


運動を通して痛みを改善

マッサージやストレッチなどで血流を改善したり

筋肉の柔軟性を高めることは重要なことです。

しかし、ピアレスウルフでは、痛みの改善に必須な項目として

正しく運動すること」が必要であると考えています。

運動を通して身体の動きそのものを変えていくことが

身体にかかるストレスを減らし

常に」美しく痛みの無い身体づくりをしていく秘訣だと考えています。


皆様へ

身体に痛みや違和感が慢性的にある」という方

病院で検査を受けても原因がわからない痛みがある」という方

薬やマッサージで痛みが取れない」という方

是非一度ピアレスウルフのパーソナルトレーニングを体感されてみてください。

痛みの原因を一緒に考え、運動を通して改善を図っていきけたらと思います。


最後まで読んで頂きありがとうございました。

スタジオへのご相談・お問い合わせは公式lineからも受け付けています。

「スタジオについて」「ご自身のお身体のこと」など、どんなことでもお気軽にお問い合わせください。

記事の執筆者

阪本洋平(ピアレスウルフ代表)

理学療法士

総合格闘家/初代GRACHANライト級チャンピオン/第二代GRACHANフェザー級チャンピオン

パーソナルトレーナー

琉球大学理学部海洋自然科学科生物系卒業。琉球大学在学時代から総合格闘技のプロ選手として活動を開始。

その後自らの怪我や痛みの原因を知るため、茨城県立医療大学保健医療学部理学療法学科に入学。在学中も選手としての活動を継続する。

卒業後は理学療法士として茨城県内の総合病院に勤務する傍ら、初代GRACHANライト級チャンピオン(2016年)第2代GRACHANフェザー級チャンピオン(2017年)を獲得。

2023年4月、つくば市松代にキックボクシング・ブラジリアン柔術・総合2023年4月、つくば市松代にキックボクシング・ブラジリアン柔術・総合格闘技ジム「ピアレスウルフ」パーソナルトレーニングジム「ピアレスウルフパーソナル」をオープン


阪本典子(スペシャルアドバイザー)

・医学博士

・大阪市立大学 医学研究科解剖学 博士課程修了

・九州栄養福祉大学 名誉教授

・九州栄養福祉大学 食物栄養学部 食物栄養学科 教授

・近畿大学医学部 学内講師

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