理学療法士×プロ格闘家が考える「部分痩せは可能か?」

「二の腕が気になる」「下腹をすっきりさせたい」

こんな悩みを持っている方はとても多いと思います。

部分的に痩せるといことに関して

「理論的にはかなり難しい」と思います。

二の腕や下腹はに皮下脂肪がつきやすいのは

「そこに脂肪をつけた方が楽に持ち運べるから」です。

脂肪吸引以外で部分痩せは難しい…

でも何とかしたいですよね。

こういったお悩みの改善法はあると考えています。


腹筋をたくさんやればお腹の脂肪は減るのか?

これは昔から議論されていることだと思います。

「血流が良くなって脂肪が落ちる」

ということが言われることが良くありますが

確かに積極的に動かした部分は血流が良くります。

「肩周りの運動をしたら肩こりが楽になった」

というのは血流が改善したことによるものです。

しかし

「血流が良くなったらその周囲の皮下脂肪が燃焼するのか?」

というと

生理学的には難しい。

部分的に脂肪が落ちるというのは不自然です。

でもここはもう少し考えてみる必要があります。


現場での経験を大切に

ボディメイクに取り組んでいる方から

「たくさんトレーニングをした個所は脂肪が付きにくい」

ということを良く聞きます。

生理学的には説明できないことを

「肌感覚で感じている」

ということです。

これは見逃してはいけないことで

現場での感覚はすごく大切です

なぜなら、人間の身体は複雑で

「学問として明らかになっていない部分が大きい」からです。

人体が全て理屈で説明できるわけではありません

現場でそう感じている人が多いということは

それも一つの正解。

気になる部分の筋トレに取り組んでみる価値は十分にあると思います。


姿勢を正して美しさを手に入れる

私自身の一番のおすすめはこれ

「筋トレで姿勢を変える」ことです。

部分的に皮下脂肪を燃やすことは難しくても

筋肉を正しくつけることで姿勢は変化します。

筋トレを正しく行うことで姿勢を改善し

その結果、皮下脂肪のつく位置も必ず変化します。

「部分的に痩せる」のではなく

「姿勢を変えることで気になる部分にアプローチする」

この考え方がとても重要です。


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最後まで読んでいただきありがとうございました!


記事の執筆者

阪本洋平(ピアレスウルフ代表)

理学療法士

総合格闘家/初代GRACHANライト級チャンピオン/第二代GRACHANフェザー級チャンピオン

パーソナルトレーナー

琉球大学理学部海洋自然科学科生物系卒業。琉球大学在学時代から総合格闘技のプロ選手として活動を開始。

その後自らの怪我や痛みの原因を知るため、茨城県立医療大学保健医療学部理学療法学科に入学。在学中も選手としての活動を継続する。

卒業後は理学療法士として茨城県内の総合病院に勤務する傍ら、初代GRACHANライト級チャンピオン(2016年)第2代GRACHANフェザー級チャンピオン(2017年)を獲得。

2023年4月、つくば市松代にキックボクシング・ブラジリアン柔術・総合格闘技ジム「ピアレスウルフ」パーソナルトレーニングジム「ピアレスウルフパーソナル」をオープン

阪本典子(スペシャルアドバイザー)

医学博士

大阪市立大学 医学研究科解剖学 博士課程修了

九州栄養福祉大学 名誉教授

九州栄養福祉大学 食物栄養学部 食物栄養学科 教授

近畿大学医学部 学内講師

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